05十三参り
十三参り
十三参りは大人への変換期に、体力と知力を授けていただくお参りです。
生まれた年の干支が、初めて巡ってくる年(数え年の十三歳)に行われるのが十三参りです。
現在はあまり盛んに行われていませんが、いまから百年ほど前から始まった行事で、数え年十三歳の男女が、福徳と智恵と健康を授けていただくために、親子ともども虚空蔵菩薩にお参りする習わしでした。
お参りする日は、陰暦の三月十三日、現在の四月十三日にあたります。
当日女の子は、本裁ちの晴れ着に踊り華や、かかえ帯を結び、一人前の娘としての装いにします。現在は、男女の別なく参拝される方も増えてきていますので、大人としての自覚を込めた服装であれば、特にこだわる必要もないと思います。大切なのはお参りし、祈るこころです。
現在はお参りする先も虚空蔵菩薩とは限らず、日頃からお世話になっている神社仏閣へ足を運ぶ方が多いようです。
親子で参拝し、「知」「美」など、祈願する事柄を本人の自筆で一文字書いたものをお供えし、祈祷してもらいます。一文字を祈願した絵馬などを奉納するのもよいでしょう。参拝を終えたら、後ろを振り返ってはいけないというしきたりがあります。振り向くと智恵を返してしまうという言い伝えからきた風習のようです。
お参りから帰宅した後は、子供の成長を見守ってくれる祖父母、親戚、知人などを招いて会食するのもいいでしょう。