13春日祭

春日祭(3月13日)

春日祭(かすがまつり)は奈良の春日大社の例祭で、葵祭、石清水祭とともに三大勅祭(ちょくさい:天皇の命令によって営まれる祭)に数えられます。850年(嘉祥3年)に始まり、古くは旧暦2月と11月の「申(さる)」の日が祭日でしたので「申祭」ともいわれます。
祭儀は王朝絵巻さながらに行われます。勅使(天皇の命代)が神饌(しんせん)供え、祭文を奏上し、祖神とともに直会(なおらい・神饌を下げて酒食する宴)を行い、五穀豊穣、国家安泰、国民の繁栄を祈ります。
春日大社は768年(神護景雲2年)に藤原氏の氏神として創建され、皇室や貴族の信仰を集めました。中世以降は武家や庶民からも信仰され、伊勢神宮、石清水八幡宮と並んで「三社」といわれました。
境内にある、その数3,000基といわれる燈籠(とうろう)は、多くが一般国民から奉納されたものです。毎年2月の節分と8月の旧盆にすべての燈籠に火を入れる「万燈籠」の行事が行われ、幽玄な世界をかもし出し参拝者を魅了します。